更年期対策の低用量ビルは私には合いませんでした


はっきりと医師による診断があったわけではありませんが、あれが更年期障害だったのではないかという経験がありますのでお話します。

今から6年前、私が42歳の時のことです。当時私は結婚したばかりでした。

はりきって家事やら仕事やらに取り掛かろうにも、なんとなく気力が出ません。体も一日中だるく感じました。熱っぽいと思って測ってみると36度8分から37度4分の間の微熱が出ています。

これが2か月以上続きました。私は大病をしたこともなく、体力にも自信がありました。そこで、睡眠時間を増やしみたりヨガを毎日やったりしましたが、少しもよくなりません。

「もしかして更年期? 少し早いような気がするけど」と思い、自宅近くの婦人科で診察を受けました。

血液検査の結果、血液中のある成分が基準値より高くなっているので更年期障害の疑いありということでした。この血液検査についても今から考えると「?」なことがありました。

これについては後で書きます。内診とエコー検査も受け、子宮筋腫があること、チョコレート嚢胞もできていることから子宮内膜症であると診断されました。

まずは子宮筋腫のほうを治療することになり、偽閉経療法という一時的に閉経状態にする薬を服用しました。その薬は副作用が出る可能性が高いとの説明がありました。

服用してみると微熱はおさまらず、それまでの不調がパワーアップしたように思えました。けれどもそれは副作用だと織り込み済みですから納得できました。実際、服用を終えてみると子宮筋腫は小さくなりました。

もう放置しておいても問題のない大きさになっているとのことでした。


その後、子宮筋腫の再発防止と子宮内膜症の進行防止のため低用量ピルの服用を勧められました。インターネットで調べてみると低用量ピルについては好意的な記事が多く「女性にとってはいいことずくめ」であるという医師の意見も載っています。


そこで低用量ピルを飲んでみることにしました。結果的に1年弱飲み続けました。処方してもらうために診察も受ける必要がありますし、薬代そのものが高価なので1か月に1万円近くかかりました。けれども健康に関わることだけにお金のことはいっていられません。


その後治療としては、低用量ピルを飲むだけになりましたが、微熱もだるさも気力の低下も一向によくなりません。ドクターにその旨を伝えても「副作用とは考えられない」「今、季節的に暑いから(夏だったから)」「内科でみてもらったら」などという返答で微熱その他の症状については何の提案もありません。


このままではQOLは下がる一方なので私もいろいろやってみました。カイロプラクティックに通ったり、菜食にしてみたり、内科にいったり、さらには大学病院まで行ったりしました。大学病院では最初に診てもらったドクターには「血液検査で異常なし」と言われて追い返されました。

けれども2度目に会ったドクターは「低用量ビルを飲めば黄体ホルモンが増えるから熱が出る可能性はかなりありますよ」とうアドバイスがあり、ことここに至って低用量ピルを止める決心がつきました。


するとどうでしょう。熱はあっさり下がりだるさもなくなりました。症状がではじめてからここまで2年間かかりました。

今から考えるといくつか私の判断ミスがあったと思います。


ひとつめ。低用量ピルを早くやめればよかったこと。この薬は巷間で言われている通り、合う人にとっては良いものでしょうが、人によっては副作用が出て著しくQOLが下がることがあります。医師は治療を優先する傾向にあるでしょうから、おかしいなと思った時点でさっさとやめればよかったと思います。


ふたつめ。遠慮せずに医師と話をすべきだったこと。最初の血液検査で「高めの数値があるから更年期の疑いがある」と言われました。

インターネットで調べたところ「高め」と言われた数値は、標準内という説がありました。どこのサイトを調べてみても標準値との差は微々たるものでした。

せめてもう一度血液検査をして「投薬後にその数値はどうなったのか」を調べてもらうべきだったと思います。その医師は何かこちらから質問すると答えてはくれるのですが、機嫌が悪くなるので聞くのがはばかられたのです。


けれどもこれは自分の健康に関わることなのですから遠慮したほうが悪かったと、今では思います。毎度機嫌を悪くされるのが嫌なのだったら、医師はたくさんいるのですから、さっさと他のドクターに診てもらうべきでした。


三つ目。更年期障害は他の病気とまぎらわしい症状が多いため、診断まで時間がかかることが多いかと思います。

またどうしても最初は婦人科全般について調べる必要があって気が重いこともあろうかと思います。けれどもある程度「自分の素朴な考え」や「直感」を信じて自分にとって一番いい更年期障害との付き合い方を選べばよいと思います。


結局、私の場合も最初の症状が「微熱、だるさ、気力の低下」だったので、あれがまさに更年期障害だったのではないかという気もします。

結局誰にもはっきりしたことはわかりませんでした。最終的には低用量ピルをやめた時点ですべての症状が消えたのですが、薬を飲みながら「これの副作用じゃないのか?」という疑問をずっと持っていました。


「自分の素朴な考え」と「直感」はそう訴えていたのですから早くそれに従えばよかったのです。


 けれども長い目でみれば子宮筋腫もよくなり子宮内膜症の進行もとまり、婦人科に関する健康不安は取り除かれました。しかもそのまま閉経したようです。


 更年期障害とおぼしき症状がなくなってから4年、今は元気に生活しています。



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